雲のねじれで急落したプラチナ相場の最悪のケースを想定しておく

雲のねじれで急落したプラチナ相場の最悪のケースを想定しておく
トランプ相場となってドル高の流れが急進、金とともに軟調な展開となっているプラチナ相場を週足チャートで見ると、一目均衡表の雲のねじれ付近で反発の動きから急反落。
流れが反転するか、あるいは加速するか、相場の分岐点となりやすい雲のねじれで今回は後者の動きとなってきた可能性が高そうです。
年末利上げも確実視されるなか、トランプ相場継続でドル高の勢いも衰えない状態が続いた場合に備え、最悪のケースを想定しておきます。

今年後半のNYプラチナ相場は、2016年高値となった8月10日の1199.5ドルから、10月安値21日には927.2ドルまで下落しました。
この間の下落幅:272.3ドル、

ここから米大統領選挙前の不透明感による混乱を経て、11月9日高値1023ドルまで上昇しました。
その後の急反落で18日時点では安値915.5ドル、終値でも922ドル。

10月安値927.2ドルを既に下回っていることもあり、今後さらに水準を切り下げる可能性は十分に想定されます。
仮に、11月高値1023ドルから、再び272.3ドル下落した場合の水準:750.7ドル。

今年ここまでの最安値、1月の811.4ドルを下回る可能性も否定できません。
なお、この水準はリーマン・ショック後の安値、2008年10月安値付近となり、8年越しで2番底をつけに行くことになります。


参考までに、
長期的な急落局面を形成する起点となった2014年高値1523.8ドルから2016年1月安値811.4ドルまでの下落幅:712.4ドル、
ここから反発し、8月高値1199.5ドルまで上昇し、その後反落フェーズがスタートしています。
1月安値811.4ドルを下回った場合には、さらに一段安の展開も予想されます。

仮に、2016年高値1199.5ドルから712.4ドル下落した場合:487.1ドル。
これは、2002年初旬の水準となります。
世界的にディーゼル車が禁止となり、電気自動車(EV)全盛時代が訪れ、さらにプラチナ触媒需要が見込まれる燃料電池車(FCV)の開発が中止にでもならない限り、あり得ないとは思われますが・・・。

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