ユーロとEUと英国と金の行方
ギリシャから始まった債務危機問題は南欧、そしてユーロ圏、さらにはEUへと広がりを見せ、英国を除くEU加盟26カ国で新たな財政協定へと、新たな展開を見せ始めています。
プライドの高い英国はEU離脱も辞さない構え?
もともと、多くの民族が複雑に入り混じり、領土の奪い合いと戦争が繰り返されてきた欧州事情は、単一民族の島国に住む私たち日本人には想像もつかないような複雑な歴史と地域と民族事情があるのでしょう。
ひずみが出始めたらそう簡単に修復もできないのかもしれません。
先行き不安なユーロ、EU、そして英国との今後の関係も案じられます。
そしてユーロ問題などを背景に、リスク回避で買われていた金がリスクテイクでしか買われなくなったようにも見える今日この頃、金の今後の行方も案じられます。
金の歴史もチェックしておく必要がありそうです・・・
金価格のこれまでの流れを月次平均価格の推移で振り返ります。
1973年以降の推移です。青色が国内円価格、緑色が海外ドル価格です。

基本的には同じような上下動で推移していますが、為替・ドル円レートの影響でその変動幅に違いが生じます。
金としては1975年の第一次オイルショックで高値をつけ、1979年にはイラン革命や第二次オイルショック、さらに東西冷戦のなかソ連のアフガン侵攻による緊張感の高まりなどを受けてリスク回避の金買いが進み、1980年1月には平均価格で1トロイオンス=675ドル、最高値では850ドルまで上昇しました。
この時の為替レートは1ドル=239円程度だったこともあり、国内での金価格は月次平均で1グラム=5,200円、最高値では6,495円を記録。
これが今でも国内史上最高値です。
その後1980年代~2000年頃まで約20年間、1トロイオンス=300ドル~400ドル台で推移します。
国内でもドル円の下落とともに1グラム=2,000円台~1,000円台へとなだらかに下落します。
2000年以降、2001年の米国同時多発テロをきっかけに上昇が始まります。
2005年までに300ドル~500ドルへ、国内価格は1,000円~1,500円へとなだらかな上昇でした。
その後上昇トレンドが強まり、2008年には海外1,000ドル、国内3,000円をそれぞれ突破。
2008年後半、リーマンショック以降の金融危機による急落を挟み、2010年末には1,300ドルへ、
そして今年の1,700ドル台へと急伸。
この間、下落が続くドル円相場の影響で国内価格は2010年末の3,000円台後半から今年の4,000円台前半へと、
その上昇パワーを相殺されてしまっています。
長期レンジで見ると、今年9月後半から10月にかけての金価格の急落など誤差のうち?
と見ることもできるかもしれません。
ユーロの火種をきっかけに、金相場にもさらに一波乱あってもおかしくないのかもしれません・・・
はてさて。
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基本的には同じような上下動で推移していますが、為替・ドル円レートの影響でその変動幅に違いが生じます。
金としては1975年の第一次オイルショックで高値をつけ、1979年にはイラン革命や第二次オイルショック、さらに東西冷戦のなかソ連のアフガン侵攻による緊張感の高まりなどを受けてリスク回避の金買いが進み、1980年1月には平均価格で1トロイオンス=675ドル、最高値では850ドルまで上昇しました。
この時の為替レートは1ドル=239円程度だったこともあり、国内での金価格は月次平均で1グラム=5,200円、最高値では6,495円を記録。
これが今でも国内史上最高値です。
その後1980年代~2000年頃まで約20年間、1トロイオンス=300ドル~400ドル台で推移します。
国内でもドル円の下落とともに1グラム=2,000円台~1,000円台へとなだらかに下落します。
2000年以降、2001年の米国同時多発テロをきっかけに上昇が始まります。
2005年までに300ドル~500ドルへ、国内価格は1,000円~1,500円へとなだらかな上昇でした。
その後上昇トレンドが強まり、2008年には海外1,000ドル、国内3,000円をそれぞれ突破。
2008年後半、リーマンショック以降の金融危機による急落を挟み、2010年末には1,300ドルへ、
そして今年の1,700ドル台へと急伸。
この間、下落が続くドル円相場の影響で国内価格は2010年末の3,000円台後半から今年の4,000円台前半へと、
その上昇パワーを相殺されてしまっています。
長期レンジで見ると、今年9月後半から10月にかけての金価格の急落など誤差のうち?
と見ることもできるかもしれません。
ユーロの火種をきっかけに、金相場にもさらに一波乱あってもおかしくないのかもしれません・・・
はてさて。
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